理事長挨拶
当院は昭和61年7月に広島市西部地区における唯一の脳神経外科専門病院として開院しました。私は開院前に巨大病院で超急性期を担う倉敷中央病院で診療をしており、多くの患者さんとの診療を重ねて行くうち「患者さんと最初から最後まで接するトータルな医療がしたい」との思いが強くなり開設に踏み切りました。
現在では、年間2,000件を超える救急車受け入れをこなし、地域の皆様の大きな安心をお届けしております。また、超急性期、急性期医療から回復期、維持期(在宅)まで、脳卒中医療を自院で完結できる高い医療機能も有しております。
救急搬送の増加は、開院より地域社会に信頼され、安全で安心な医療を提供する病院を目指し、病院機能の充実を図って来たことが、高く評価されたものと自負しております。
今後とも更なる医療機能の向上に努め、地域医療に貢献して参りたいと考えております。
医療法人 光臨会 理念
一、皆様に安心していただける、全人的な医療と介護を目指します
保健・予防から、救急・急性期医療、回復期医療、在宅医療、そして介護まで一貫した最適な福祉が提供できるよう、光臨会の機能の充実を図るとともに、他医療機関や福祉施設との地域連携を推進します。
※ | 「全人的」とは、身体や精神などの一側面からのみ見るのではなく、人格や社会的立場なども含めた総合的な観点から取り扱うことをいいます。 医療においては、「全人的医療」という考え方があります。これは、生物学的側面や疾患のみにとらわれず、社会面・経済面・心理面などの様々な視点からも捉えて、個々人に合った医療や介護を行おうというものです。 |
荒木脳神経外科病院 理念
一. 脳神経外科としての専門性を軸に、幅広い診療体制で地域医療に貢献します
脳神経外科領域における専門病院として高度な診断・治療(救急医療を含む)を提供しつつ、地域に密着し信頼される病院であるために、診療科にこだわらず、まず患者さんを診察し、他の医療機関との連携も図りながら適切な医療の提供に寄与します。
一. 急性期医療の中核病院として、高機能で質の高いチーム医療を行います
脳卒中の超急性期、急性期医療を中心に地域の中核病院として、皆様を中心にそれぞれの専門スタッフが緊密な多職種連携でチーム医療に取り組み、高機能で質の高い医療を提供し、「患者さんから選ばれるNo1病院」を目指します。
荒木脳神経外科病院 運営方針
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「医療の原点は救急である」
「医療の原点は救急である」(救急医療:輪番制・2次救急)を合言葉に、救急はいかなる時にも絶対に断らないという姿勢を貫き、高度な医療・良質な医療の提供を目指し、万全な対応を行います。
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快適な療養環境と接遇の提供
「患者さんが満足できない医療は良い医療ではない」の認識のもとに、正しい診断による適切な治療を行うとともに、患者さんへの快適な療養環境(アメニティ)と接遇サービスに努めます。
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チーム医療の推進と相互啓発
「質の高い医療と機能」の提供のために、専門スタッフがそれぞれの役割を分担し、患者さんを中心とした医療を行うとともに、患者さんとそのご家族との信頼関係を大切にし満足して頂けるように、人格形成をはじめ、知識、技術の向上に努めます。
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「医療と福祉の複合化」の推進
患者さんへ全人的医療の提供(保健・予防から福祉までのトータル的なサービス)を行うために、誇りと責任を持って、他医療機関や福祉施設との地域連携を推進します。
荒木脳神経外科病院 患者さんの権利
私たちは、患者さんの権利を尊重し、納得と同意に基づいた医療を行ないます。
- 個人の尊厳が守られる権利を尊重します。
- 最善かつ、安全な医療を受ける権利を尊重します。
- 医療に関して知る権利を尊重します。
- 個人のプライバシーが守られる権利を尊重します。
- 自分自身の治療等について自分で決定する権利を尊重します。
- 自分自身の治療等について他の医師の意見を聞く権利を尊重します。 (セカンドオピニオン)
- 苦情を申し立てる権利を尊重します。 (上記権利が保障されなかった場合、または苦痛・不満を感じられた場合には、苦情を申し立てる権利があります。
荒木脳神経外科病院 患者さんの義務
- 患者さんには、適切かつ安全な治療を受ける為、診療上必要な自らの情報を正確に伝える義務があります。
- 患者さんには、お互いに快適な療養生活を送る為に、定められた規則を守る義務があります。