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五月病1 新年度が始まり、慌ただしい毎日を過ごしておられる方も多いのではないでしょうか?
当院でも多くの新入職員を迎え、気持ちを新たに職員一同、日々の仕事に取り組んでいます。
今回は今の季節に起こりやすい、いわゆる「五月病」についてご紹介します。

五月病とは

 春は、気候はもちろんのこと、新しい職場や新しい仲間、引越など「変化」の多い季節です。 気温高低差に伴う体温調節や、新しい環境での心の疲労など、いきなりの変化に順応することができず、体と心にストレスを与えてしまい、メンタル面を支える自律神経も乱れがちになってしまいます。抑うつ、無気力、不安感などの症状、不眠や食欲不振等の訴えが出る場合があります。
しばしば5月のゴールデンウィーク明け頃に起こる場合があるため、「五月病」と呼ばれることもあります。
五月病2

心のバランスを整えるには

  1. 生活のリズムを整える
    「起きる時間」「寝る時間」「朝昼夕の食事の時間」を、毎日なるべく同じ時間になるように心がけましょう。ただし、無理はせず、自分に合ったリズムを刻みましょう。
  2. 栄養バランスのよい食事をとる
    ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果実が不足しないよう心がけましょう。
    また、疲労回復や緊張緩和によい食材を選ぶとよいでしょう。たとえば、心身の疲労回復にはヤマイモ、緊張緩和にはシュンギクが効果的と言われています。五月病3
  3. 休養をとる 休日には何もしない、のんびりした時間も必要です。プライベートも忙しくし過ぎないように気をつけましょう。音楽を聴いたり、散歩をしたり、自分なりのリラックス法で休日を過ごしましょう。五月病4
  4. 体温調節をしっかりと 気候が不安定な春には、「薄物の重ね着」を心がけ、暑さ・寒さを感じたら、すぐに脱ぎ着できるように備えておきましょう。暑さや寒さもストレスになります。

参考文献: 全国健康保険協会ホームページ

(文責:広報委員会 木村隼人)

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風疹1

インフルエンザの流行は落ち着いてきた今日この頃ですが、春から初夏にかけて多い感染症として、風疹があります。現在風疹は、国立感染症研究所から「風疹急増に関する緊急情報」が出されており、注意が必要です。

風疹とは?

 風疹は、発熱、発疹、リンパ節腫脹と特徴とするウイルス性の発疹症です。
 基本的には予後良好な疾患ですが、風疹の最大の問題は、妊娠20週頃までの妊婦が感染することにより、風疹ウイルスが胎児におよび、先天異常を含む様々な症状を呈する「先天性風疹症候群」が出現することにあります。

先天性風疹症候群とは?

 難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等をもった赤ちゃんが生まれる場合があります。これらの障害をすべて持つとは限らず、一つか二つのみを持つ場合もあり、気づかれるまでに時間がかかることがあります。

風疹の感染経路は?

風疹2

感染者の咳やくしゃみなどで飛ぶ体液が、他人の粘膜に付着して感染します。(飛沫感染)

症状は?

風疹3

 14~21日の先夫期間を経て、上述の通り発熱、発疹、リンパ節腫脹(特に首と後頭部)に出現します。発熱は約半数にみられる程度で、発疹も3~5日で消失します。稀に脳炎、血小板減少紫斑症、溶血性貧血など、重篤な合併症になる恐れがあります。

治療法は?

 多くの場合は症状が強くなく、自然治癒します。そのため発熱や関節炎に対して解熱鎮痛剤を用いる対症療法になります。

予防のためには?

風疹4

 ワクチン接種の制度はこれまで様々な経緯があります。自身が接種したかどうかは、母子手帳の記録や抗体検査で確認する必要があります。
 広島市では、無料の風疹抗体検査が実施されています。

重い病気でないのであれば、予防接種は必要ないのでは?

風疹5

 小児の場合、通常あまり重くない病気ですが、上述の通り、妊娠初期の女性が風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんに影響が出る可能性があります。また、大人が感染した場合は、発熱や発疹の期間が小児に比べて長く、関節痛がひどいことがあり、一週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
 多くの人が予防接種を受けると、個人が風疹から守られるだけでなく、他の人に風疹をうつすことが少なくなり、社会全体が風疹から守られることになります。

風疹6

(図は国立感染症研究所より引用)

参考文献: 広島市感染症情報ホームページ
国立感染症研究所ホームページ

(文責:広報委員会 木村隼人)

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花粉症について

花粉症1

 現在、日本人の約25%が花粉症と言われます。花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。原因となる花粉は約60種類あり、代表的なものがスギ、ヒノキです。
 今年の花粉の傾向として、東北から近畿にかけて「多い」、中国地方は「やや多い」、四国から九州にかけて「平年並み」~「やや多い」と言われています。

かぜやインフルエンザとの違いは?

2月のこの時期は、かぜやインフルエンザが流行します。それぞれの違いを以下にまとめます。

  花 粉 症 か ぜ インフルエンザ
関節痛、筋肉痛 ない ほぼない 急激に進行、症状がひどい
発熱 ほぼない 微熱が多い 38度以上の高熱
鼻水 透明なさらさらした鼻水が大量に出る 初期からひどい、初めはさらさら、後に粘り気が出る 後期からひどくなる
くしゃみ 頻回 出る 出ることがある
鼻づまり 症状がひどく、長く続く 数日間続く 症状が出る
のど 痛みや腫れは稀に出る 痛みや腫れがある 痛みや腫れがある、症状がひどい
出ることがある 数日間続く 症状がひどく、数日間続く

花粉症の対策

〇外出時の対策
 ・外出時は完全防備を:
  帽子やメガネ、マフラー等で花粉が目、鼻、のどに付着するのをカットしましょう。
 ・帰宅後は洗顔や手洗い、うがいを:
  体についた花粉はきちんと洗い流しましょう。
  これらはインフルエンザ等の感染症対策にも有効です。

〇室内での対策
 ・掃除はこまめに:
  防いでいるつもりでも、かなりの量が室内に侵入します。
  掃除はこまめに行うとよいでしょう。
 ・布団や洗濯物:
  できるだけ室内に干しましょう。
  屋外に干した時には花粉を払い落としてから取り込みましょう。

参考文献: 日本気象協会ホームページ
      花粉症ナビ
   (文責:広報委員会 木村隼人)

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 去る平成26年8月20日(水)、当院1階リハビリテーション室にて、教育委員会主催で当院理事の高木貞治先生より「これからの病院とマネジメント-医療提供体制の変革に合わせて-」について講演会が開催されました。 (さらに…)

去る平成26年8月26日(火)、前回に引き続き「糖尿病について」外来患者さんと入院患者さんを対象に集団栄養指導が行われ、総勢7名の方に参加して頂きました。 (さらに…)

平成26年8月21日(木)に回復期リハビリテーション病棟のレクリエーションとして、毎年恒例の夏祭りを開催しました。 (さらに…)

平成26年7月29日(火)13時、当院外来患者の皆様を対象に、集団栄養指導が開催されました。 (さらに…)

 去る平成26年8月5日(火)、当院1階リハビリテーション室にて教育委員会主催で、第一三共株式会社、服部哲茂先生より「医療機関における個人情報保護法の留意点」について講演会が開催されました。 (さらに…)

 平成26年7月29日(木)に、院内職員対象に医療安全研修として危険予知トレーニング(以下KYT)を開催しました。 (さらに…)

 平成26年7月22日(火)に、当院1階のリハビリテーション室にて、リハビリテーション職員を対象にアビリティーズ・ケアユニット株式会社による「ロホクッションの使用について」の研修会を開催しました。
 今回の研修会では、主にシーティングの基礎知識と、ロホクッションの使用方法と実技を中心に教えて頂きました。基礎知識として、患者様が普段どう座って何を感じているのかなど、車椅子上での不良姿勢を療法士同士で体験したり、各関節の位置によって力がどう加わってくるのかなど、理論的な内容を分かりやすく説明して頂きました。ロホクッションの使用については、ロホクッションと他のエアクッションの違いや、同じロホクッションでも使い方や目的が変わってくることを教えて頂きました。当院でもロホクッションは扱っていますが、主に褥瘡予防や体圧分散を目的として使用していました。今回、体圧分散のみならずロホクッションの調整により車椅子の自走やより良い生活動作の獲得に繋がることを知り、改めて知識が深まり、新たな発見にもなりました。
 今後も、患者様がより快適に過ごせるよう、クッションだけでなく車椅子などの福祉用具についても専門的な知識を深めることで、日々の業務に生かしたいと思います。

文責:リハビリテーション部 伊達 幸彦

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