地域医療連携

画像診断機器の共同利用

地域の医療向上へのお手伝い

画像診断機器の共同利用

医療用画像診断機器の進歩はめざましいものがあり、MRI/CTは今や病変の早期診断・早期治療において、不可欠な診断機器となっております。しかしながら、医師の専門化、細分化あるいは機器の高度化に伴い、放射線科専門医が不足しているのも現状です。

当院の遠隔読影支援システムは、撮像された画像を電話回線を通じて読影センターに送り、脳・ボディ・整形・小児などのサブスペシャリティーを持つ放射線科専門医が読影し、レポートを作成します。これにより、これまで当院での読影が困難であったあらゆる部位において検査が可能となり、的確な診断が提供できるようになりました。

私どもは、高額な医療用画像診断機器はその地域の画像診断センターを中心にして共有するべき時代であると考えます。フルデシタル化した当院のシステムが地域医療に貢献できれば幸いです。

※利用できる方は、医師または歯科医師に限ります。

画像診断システム

特徴

検査後、放射線科専門医が読影し、結果をレポートにして報告致します。

どの部位においても、放射線科専門医が安心、確実に読影致します。セカンドオピニオンとしてご利用下さい。

結果は通常翌日、至急のものはすぐに読影致します。
結果説明、今後の治療方針などは、主治医(ご依頼元)が行います。

 

MRI(3.0テスラ)
3.0テスラMRI
MDCT
80列MDCT

 

お申し込み方法

ご依頼元の医療機関から直接、当センターに予約をして下さい。
直通TEL:082(273)-4890(ヨヤクヲ)

専用の紹介状(検査依頼票)にご記入下さい。
紹介状「診療情報提供書」( pdfファイル:26KB) をダウンロードしてお使いください。
 ※ファイルを開くには、Acrobat Readerが必要です。ダウンロードしてください。)

検査および結果について

検査当日、患者さんは一階受付にお越し下さい。
検査終了後、患者さんにフィルムをお渡しします。

結果は放射線科専門医が読影し、翌日にレポートをFAXにてお送り致します。 

  • 検査当日は、予約時間の30分前に健康保険証(老人手帳、原爆被爆者健康手帳など)とご依頼元医療機関の紹介状を持って、荒木脳神経外科病院一階受付にお越し下さい。
  • 造影検査のある場合は、直前の食事(検査が午前の場合は朝食、午後の場合は昼食)は絶食してお越し下さい。但し、水分は多めにお取り下さい。
  • 検査は数分~30分程度ですが、事前に排尿、排便を済ませておいて下さい。
  • MRI検査時、時計や磁気カード類、金属類、補聴器などは必ずはずして頂きます。当日はできるだけ金属製のファスナーやホックのない服装(衣類、下着)でお越し下さい。

次に該当する方はMRI/CT検査ができない場合があります。
事前にお申し出下さい。

  • 心臓ペースメーカーを装着の方
  • 体内に金属物(人工関節、動脈クリップなど)を有する方
  • 薬剤アレルギーのある方
  • 妊娠または妊娠している可能性のある方

予約の状況や内容、あるいは急患などにより、検査開始時間が若干遅れる事がありますが、どうぞご了承下さい。
又、予約の時間になってもお越しにならない場合は、検査の都合上次の予約患者さんを先に検査させて頂く場合もあります。合わせてご了承下さい。

事情により来院できなくなったり、都合が悪くなった場合には、お早めに当センターまでご連絡下さい。

当センターでは検査のみ行います。結果につきましては、ご依頼元の医療機関において説明致しますので、次回の受診日などはご依頼元医療機関へお問い合わせ下さい。

当センターは、当院以外の保険医療機関の医師からの依頼により、予約を受け、検査を実施するための検査機関です。
そのため、一般の方からの予約は一切受け付けておりません。
MRI及びCTでの検査をご希望の場合は、まず当院の外来を受診して下さい。

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