臨床工学・中央材料室
臨床工学・中央材料室は、臨床工学技士(ME:Medical Engineer)4名で業務に当たっています(令和4年9月1日時点)。
主たる業務は、「生命維持管理装置の操作及び保守点検」です。MEは、その職種単独で仕事をすることがほとんどありません。生命維持管理装置は、医師、看護師、臨床工学技士、もちろんそれ以外の方も関わりますが、その3者で関わるものが大半でチームでの関わりがほとんどです。
チーム医療を行う上で、MEが機器の専門家として支え、チーム医療の安全性を高めています。
基本理念
- 脳神経外科を中心に、急性期医療の一員として、患者様により良い医療を提供します。
- 個々の専門技術を高め、より質の高いチーム医療に貢献します。
基本方針
- 緊急手術に対し、より安全・迅速で質の高い医療の提供、個々の技術向上に努めます。
- 事故を未然に防ぐため、医療機器の安心・安全な管理に取り組みます。
業務内容
医療機器の専門医療職として、日々高度になっている医療機器を安心して使用できるように『保守・点検』を確実に行っています。
次に挙げる機器管理業務、手術室業務が主な業務で、その他高気圧酸素治療業務などもあります。
1 機器管理業務
病棟で使用する人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、生体モニター、手術で使用する麻酔器、電気メス等の保守・点検。
2 手術室業務
手術で使用する医療機器の準備・操作、麻酔・手術経過の記録などを行っています。
血管内の手術では、体外ペーシングのセッティング、IVUSの操作、治療デバイスの準備・プライミングを行っています。