診療情報管理室
診療情報管理室のスタッフは診療情報管理士の有資格者3名です(令和4年9月1日時点)。
診療情報管理室では診療記録及び診療情報の適切な管理や情報分析・活用を行うことを主な業務としています。これらの業務は、当院の医療の質向上や病院経営等においてとても重要です。
基本理念
- 院内の中央情報管理部として、迅速かつ正確なデータ収集・提供によりチーム医療に貢献します。
- 患者様に安心していただける情報管理を行います。病院事務としての専門性を高め、チーム医療の一員として病院の健全な発展を補佐します。
基本方針
- 各部署への的確な情報提供により、業務に貢献します。
- 患者様の大切なデータを正確に管理し、安心して治療が行えるよう努めます。
- 診療情報管理士として、正確なコーディングを追求しDPC対象病院の責務を果たします。
業務内容
1 診療情報管理業務
医師の診療記録を始め、看護師やリハビリテーションスタッフ等の様々な記録の管理や監査を行い、適切な情報が記載されているか確認を行っています。
2 情報分析・活用業務
診療情報より得られた情報から、当院の医療の質を向上させるため必要な様々な統計データの作成や臨床指標を作成しています。なお、当院は2012年より日本病院会QIプロジェクトに参加し、医療の質向上に努めています。
3 DPC業務
当院は平成21年4月より「DPC対象病院」として厚生労働省より認可を受けています。DPC対象病院として認可を受けるための基準には、厚生労働大臣が実施する次の適切な調査に参加することとなっており、これらの調査で提出するデータの作成を行っています。
○ 退院した患者の病態や実施した医療行為の内容等について毎年実施される調査
○ 中央社会保険医療協議会の要請に基づき、上の調査を保管することを目的として随時実施される
調査
なお、病院外へ提出するデータにおいては、個人が特定できないように加工してデータの提出を行っています。