食養部門 食養科
食養科は管理栄養士7名、栄養士1名、調理師1名、調理員3名で構成されています(令和4年9月1日時点)。
病院給食は治療の一環であることは勿論ですが、患者さんが一番楽しみとされる「食事」を提供させて頂く給食管理と、患者さんの一日でも早い回復の「サポート」を行なう栄養管理の2つにわかれます。
患者さんに喜んで頂けるよう、日々試行錯誤しながら更なる向上を目指します。
基本理念
- 他部署との連携を図り、高度で質の高いチーム医療に取り組みます。
- 喫食者の身内のつもりになったサービスを提供します。
業務内容
1 給食管理
1回の食事に約70~100食の食事を提供し、季節を感じられる食事を心がけています。
一般食と治療食(高血圧食、糖尿病食など)があります。
- 一般食: 食事による治療を必要としない患者さんのための食事です。管理栄養士が
栄養バランス等を考え、よりおいしく食事ができるように日々工夫しています。
また、月に1回「特別食」として、季節を感じられる特別メニューで
食事を提供しています。患者さんには、入院生活の中にもメリハリや季節を
感じると好評です。
- 治療食: 患者さん個々の状態に合わせて塩分制限やエネルギーコントロールなどを
行っています。
また、嚥下(えんげ:飲み込むこと)困難や麻痺のある患者さんには、
食事にとろみを付けたり、食物をすくいやすい形状にした自助食器を使用
したりしています。
2 栄養管理
患者さんに対しては、必要に応じて栄養指導を行ったり、栄養相談を随時行ったりしています。集団栄養指導も隔月で開催しています。特に入院患者さんに対しては管理栄養士が栄養アセスメント(評価)を行い、食事の内容や形態、食べた量などの摂食状況の確認等を行っています。
また、NST(栄養サポートチーム)の一員として、患者さんの適切な栄養管理を行うことにより、栄養状態を改善し、治療効果を高めています。
当院の特徴
次の二点を中心に、日々改善を加え、更なる向上を目指しています。
○ 給食管理:患者さんが一番楽しみとされる「食事」を提供させていただく。
○ 栄養管理:患者さんの一日でも早い回復のサポートをチームの一員として行う。
食事・栄養に関して疑問やお悩みのある方はご遠慮なく、お尋ねください。