脳卒中治療ガイドラインに当院の研究論文が引用されました
「脳卒中治療ガイドライン」とは一般社団法人日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員により作成され、根拠に基づいた脳卒中診療を行うための指針です。
この度全面改訂された脳卒中治療ガイドライン2021の「Ⅶ 亜急性期以後のリハビリテーション診療 2 亜急性期以後の障害に対するリハビリテーション診療 2-2 日常生活動作(ADL)障害」の項目において、『ロボットを用いた上肢機能訓練がADLを向上させる』という根拠の一つ(推奨度B エビデンスレベル中)に、当院の岩本優士主任作業療法士の論文が引用文献として使用されました。
岩本優士主任作業療法士のコメント:
「今回引用された論文では、上肢治療用ロボットの1つであるHAL®を用いたリハビリテーションが、脳卒中の患者さんの上肢運動機能や日常生活動作能力の有意な改善に繋がることを報告させていただきました。今後はHAL®を用いたリハビリテーションに効果を示しやすい患者さんの特徴について検証し、治療効果をより高めるプロトコルの検証を行っていきたいと考えております。今後も患者さんにより良いリハビリテーションを提供していけるよう日々精進していきたいと思います。」
当院のリハビリテーションについてはこちらをご覧ください。
詳細はこちら