花粉症について
花粉症について
現在、日本人の約25%が花粉症と言われます。花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。原因となる花粉は約60種類あり、代表的なものがスギ、ヒノキです。
今年の花粉の傾向として、東北から近畿にかけて「多い」、中国地方は「やや多い」、四国から九州にかけて「平年並み」~「やや多い」と言われています。
かぜやインフルエンザとの違いは?
2月のこの時期は、かぜやインフルエンザが流行します。それぞれの違いを以下にまとめます。
花 粉 症 | か ぜ | インフルエンザ | |
関節痛、筋肉痛 | ない | ほぼない | 急激に進行、症状がひどい |
発熱 | ほぼない | 微熱が多い | 38度以上の高熱 |
鼻水 | 透明なさらさらした鼻水が大量に出る | 初期からひどい、初めはさらさら、後に粘り気が出る | 後期からひどくなる |
くしゃみ | 頻回 | 出る | 出ることがある |
鼻づまり | 症状がひどく、長く続く | 数日間続く | 症状が出る |
のど | 痛みや腫れは稀に出る | 痛みや腫れがある | 痛みや腫れがある、症状がひどい |
咳 | 出ることがある | 数日間続く | 症状がひどく、数日間続く |
花粉症の対策
〇外出時の対策
・外出時は完全防備を:
帽子やメガネ、マフラー等で花粉が目、鼻、のどに付着するのをカットしましょう。
・帰宅後は洗顔や手洗い、うがいを:
体についた花粉はきちんと洗い流しましょう。
これらはインフルエンザ等の感染症対策にも有効です。
〇室内での対策
・掃除はこまめに:
防いでいるつもりでも、かなりの量が室内に侵入します。
掃除はこまめに行うとよいでしょう。
・布団や洗濯物:
できるだけ室内に干しましょう。
屋外に干した時には花粉を払い落としてから取り込みましょう。
参考文献: 日本気象協会ホームページ
花粉症ナビ
(文責:広報委員会 木村隼人)