胃がんリスク検診を開始しました
一般的に「胃がん」は減っていると言われています。
統計でみると確かに胃がん死亡率は減少しているようです。
しかし、「胃がん」になる人の数(罹患数)は、人口高齢化の影響で非常に増えているようです。
つまり、「胃がん」になる人は増加していますが、完治する人が多いため、死亡する人はあまり増加していません。「胃がん」が減っていると言われるのは、胃がんの早期発見・早期治療の進歩が著しいと考えられています。
■最新がん統計のまとめ
平成17年の罹患数(全国推計値)が多い部位について
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
男性 | 胃 | 肺 | 前立腺 | 結腸 | 肝臓 |
女性 | 乳房 | 胃 | 結腸 | 肺 | 子宮 |
男女計 | 胃 | 肺 | 結腸 | 乳房 | 肝臓 |
独立行政国立がん研究センターがん対策情報センター HPより抜粋
そこで、当院では地域住民の健康増進に寄与したく、「胃がんリスク」の早期発見のために新しい検診法を導入することにいたしました。
「胃がん」 に 「なり易いか」 「なり難いか」 を簡単な血液検査で判定できますので、健康チェックのひとつとしてご利用いただければ幸いです。 (詳しくは コチラ をご覧ください)
診療部長 消化器科 渡辺 健一