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 冬は、気温が下がることで末梢血管が収縮し、血圧が高くなります。また、寒冷刺激により急激に血圧が上昇することは脳出血の危険を増やします。

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①なるべく暖かくして過ごす。C_120121_003
入浴後など、暖かい浴槽から寒い脱衣所へ出ることで、血圧が一気に上昇してしまいます。急な温度変化を避けましょう。いきなり熱い湯の中に入らず、ぬるめのお湯にゆったりつかり、緊張をとるようにしましょう。また、夜中にトイレに行く際も、急な温度差があるので、何か羽織るなどして、なるべく暖かくしましょう。    

②体が温まる食事を摂る。
たんぱく質…肉や魚、卵や大豆製品などの良質たんぱく質は、血液や各組織の材料となり、
      体の機能を正常に保つ重要な栄養素です。
香辛料…抵抗力をつける免疫物質は、体が温まって、血液循環がよくなるほどたくさん作られます。
    ねぎやニラ、にんにく、とうがらし、生姜などの刺激性のある成分や辛味成分は、
    体を温めて血行をよくし、消化を助けます。 C_120121_004        

③飲酒量を考える。
飲酒中や飲酒直後は、一時的に血管が拡張し血圧が下がりますが、時間がたってアルコール血中濃度が下がると血管が収縮し血圧が上昇します。長期間多量に飲酒を続けると血圧が高くなることもあります。忘年会、新年会など、お酒を飲む機会が増える冬は、特に気をつけましょう。

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④適度な運動。
寒い冬は運動不足になりがちです。その結果、体重が増え、血圧にも悪影響を及ぼします。適度な運動は血行をよくし、ストレス解消にもつながります。 日常生活の中でなるべく身体を動かすなど、冬でも適度な運動を継続することが大切です。

⑤脳卒中予報。
  広島県医師会は日本気象協会協力のもと、全国に先駆け2004年11月から「心筋梗塞 予報」、2006年12月から「脳卒中予報」という画期的なサービスを実施しています。
同医師会では、寒くなると脳卒中や心筋こうそくで救急搬送される患者が急増する点に 着目し、過去10年以上の広島市消防局の脳卒中に関する救急出動件数や気温などの関連性を分析されたそうです。その分析から得られた知見をもとに、毎日、同医師会ホームページや、中国新聞の地域面広島都市圏版に「心筋梗塞・脳卒中予報」)として掲載されています。
 是非、日々の健康管理にお役立て下さい!!    C_120121_006   参考:健康生活.com
    脳卒中 冬に起こりやすい脳卒中対策
    広島県医師会 

文責:事務部 三笠真琴

 

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