開放型病院(5床)の認可を受けました
当院は地域医療に貢献するという理念に基づき平成22年7月に開放型病院(5床)として承認をいただきました。これによって地域の診療所・開業医の先生方が当院の病床の一部を利用いただくことが可能になりました。
開放型病院とは
開放型病院とは、病院の施設や設備といった機能を地域の診療所・開業医の先生方に開放し、利用していただく病院のことです。具体的には、紹介していただいた患者様の治療のために、紹介元の医療機関の先生方に当院の施設や設備が開放されていることをいいます。
開放病床とは
開放病床とは、病床の一部を地域の医療機関の先生方に開放し、当院の医師と共同して診療を行うものです。
患者様のかかりつけの医師が、患者様がご入院のうえ治療を受ける必要がおありだと判断した場合、開放病床を利用いただくと、患者様の入院後も当院において引き続き当院の医師と共同して患者様の治療にあたることができるのです。
患者様のメリット
患者様の日頃の体調や健康状態を把握されておられるかかりつけ医の先生方が開放病床を利用いただくことで、入院時から退院時までの病状や治療内容を詳細に把握していただけます。つまり、患者様にとっては入院中も退院後も継続性、連続性、一貫性のある医療を受けることが可能になりますし、いつも診ていただいているかかりつけ医の先生に入院中も診察を受けられるという安心感を得ることもできます。
登録医制度
開放病床をご利用いただくためには、かかりつけ医の先生に当院の開放病床の登録医になっていただかなければなりません。平成22年8月31日時点で73名の医療機関の先生方に登録医になっていただいており、ご支援を頂いております。もちろん通常のご入院の場合にはその限りではありません。