職員研修「いきいきと働くためのメンタルタフネス」を開催致しました。
去る5月30日(木) 18:30~当院1階リハビリテーション室にて、衛生委員会主催により年1回開催しているメンタルヘルスに関する研修を開催致しました。講師には、株式会社C’s PORT(シーズポート)代表取締役の森田由美子先生をお招きし「いきいきと働くためのメンタルタフネス」というテーマでご講演頂きました。
メンタルタフネスとは心理状態を変える能力のことであり、自己信頼・他者尊重・感情と行動のコントロールを整え、メンタルタフネスの状態を作りあげることが仕事をしていく上で重要であると教えて頂きました。良い環境で働くためには人間関係が良好であることが重要です。人間関係を良好にしていくためには自分自身を知り、その上で他者を理解することが大切であると教えて頂きました。自己を振り返る際“強み”には目が行きにくく“弱み”ばかりを気にかけてしまいがちですが、自己の強みにも目を向け、まずは自分自身を振り返っていく必要があると感じました。それぞれが自己理解・他者理解をすることで人間関係の向上につながり、良い職場環境となっていくのではないかと考えます。また解決思考で物事を考えていくこと、行き詰まった際には視点を変えて考えることで解決へと導き、自分自身の感情と行動のコントロールが行えていくということを教えて頂きました。
今回、専門家の先生から自己信頼、他者尊重の重要性、物事に対する視点のあて方等を教えて頂き、今後の職場作りに役立つとても良い研修となりました。職場環境を整えることで、メンタルヘルスの不調を減少させ、皆が働きやすい職場を目指していきます。そして、すべての患者さんに最良の医療を提供できる多職種によるチーム医療を目指していきたいと思います。
文責: 看護部 4階病棟看護師 木下 悠佳