職員研修「あいサポート研修」を開催致しました。
去る4月25日(木)18:00~当院1階リハビリテーション室にて、全職員を対象に「あいサポート研修」を開催致しました。
当院は平成24年11月24日、広島県が障害者施策として推進している「あいサポート運動」に賛同する企業・団体として認定されました。今回の研修は、「あいサポート運動」への理解をより深め、一人でも多くの「あいサポーター」を養成することを目的として開催致しました。講師には、広島県より当事業の業務委託を受けている広島県社会福祉士会に所属する、広島県立障害者リハビリテーションセンター 広島県高次脳機能センター コーディーネーターの隅原聖子氏をお招きしました。
「あいサポート運動・あいサポーター」とは、様々な障害の特性や障害のある方が困っていること、そしてそれぞれに必要な配慮を理解し、日常生活でちょっとした配慮を実践していく『あいサポーター」の活動を通じて、誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)をみなさんと一緒につくっていこうとする運動のことです。
今回の研修では、視覚・言語障害を呈している方や体が不自由な方が困っている際の声のかけ方など映像を交えながら勉強することが出来ました。又、当院でも日常業務で関わることの多い「高次脳機能障害」について時間を割いてお話頂き、その原因となる疾患や、その場合どのような支援が出来るかなどを学びました。医療従事者である私たちが、困っている方を見かけたら、積極的に声をかけ、コミュニケーションをとることが大切だと感じました。
これからも、院内ではもちろん、院外でも小さなことに気が付ける気配りと思いやりの気持ちを持って、地域社会に貢献できるよう努めてまいりたいと思います。
文責 : 事務部 三笠真琴 / 部長 松下 督克