総合評価加算について
近年、医療分野、介護分野双方においてお互いの連携の重要性が指摘されています。このような情勢の下、当院のような脳卒中の急性期を担う医療機関にも患者様の退院後の生活支援を見据えた医療を提供することが求められています。
それを踏まえた取り組みとして、当院では、平成22年8月より、高齢者の特性に応じた入院早期の総合的評価(総合評価加算)を行うことになりました。これは高齢の入院患者様に対して、全身状態が安定してからできるだけ早い段階に、日常生活能力、認知機能、意欲等について多角的な視点から評価を行うというものです。これによって、その後の治療や退院後の生活支援を円滑に遂行することが可能となっていくのです。
そのために、当院では、高齢者の総合的評価に係る適切な研修を修了した常勤の医師を配置し、患者様へのより良い医療の提供に努めてまいる所存です。
実際に使用している評価シートはこちらからご覧いただけます。