第23回五福の会健康教室開催
平成22年7月28日に荒木脳神経外科病院外来待合にて五福の会第23回健康教室が開催されました。
五福の会第23回健康教室が開催されました。
この度は「認知症ってどんな病気?」と題して、沖 修一 院長が講師を務めました。
この度の主な内容は、認知症を来たす疾患やアルツハイマー型認知症の診断・症状・治療についてでした。
認知症をきたす疾患には、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症など治療が困難なものもあれば、慢性硬膜下血種や正常圧水頭症など治療が可能な認知症もあります。認知症の大部分はアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症です。
アルツハイマー型認知症の症状として、食べたことを忘れてしまう、人の顔を忘れてしまう、場所や月日が分からない、判断や計算が出来ないなど今まで出来ていたことが出来なくなったり、妄想や徘徊などの症状が出てきたりすることもあります。
アルツハイマー型認知症は進行する病気ですが、薬物治療によって進行を遅くすることも可能です。 以上のような内容についてスクリーンを用いながら講演しました。
この度は30名以上の方々にご参加いただき、大好評でした。認知症に漠然とした不安を持っておられる方や実際に認知症の家族がいらっしゃる方など、大変よく分かり参考になったとの感想が聞かれました。
次回の健康教室は平成22年9月29日開催予定です。
テーマ
「感染症について~インフルエンザを中心に~」
講師
渡辺 健一
開催日時
平成22年9月29日(水) 13:00~14:00
※時間にお間違えのないようご注意ください。
開催場所
荒木脳神経外科病院 外来待合
多くの方のご参加をお待ちしております。