特別講演 「脳卒中治療の成績向上に向けて」が開催されました。
国立循環器病研究センター名誉総長 山口武典先生 特別講演 「脳卒中治療の成績向上に向けて」が開催されました。
国立循環病研究センター名誉総長 山口武典先生に、平成23年6月17日(金) 18:30から、 当院教育委員会主催により「脳卒中の治療成績の向上に向けて」というテーマでご講演をいただきました。
当院リハビリ室特設会場には、近隣の開業医の先生方や広島大学の医師や看護大学の先生などをはじめ当院職員を含め約150名もの方々にお集まりいただきました。
ご講演の内容は、脳卒中治療の過去から現在にいる経緯・治療成績からはじまり、SCU(脳卒中集中治療室)・SU(脳卒中病棟)の必要性や治療効果、脳卒中対策基本法(案)の法制化への活動などで、さまざまな角度から脳卒中治療についてお話しいただきました。
講演の中で、広島の人口規模を考えると市内に脳卒中治療を専門に取り扱う「脳卒中センター」の設立の必要性を話され、山口先生のお考えが当院の考えと一致していることも確認できました。
当院は今年7月1日で開院25年周年を迎えます。この間、脳卒中治療を中心に地域に医療提供をして参りましたが、今後ともさらなる医療の質の向上を目指してまいりたいと考えております。
最後に、山口先生には、ご多忙中、遠路講演に出向き貴重なお話しいただきましたことに感謝を申し上げますとともに、先生が益々ご健康でご活躍されることを祈念いたします。
理事長 : 荒木 攻