火災訓練開催
平成25年9月20日(木)13時より、火災訓練を行いました。出火場所は、当院2階病棟であり、火災発生時の事務職員の対応や、医師が中心となって病棟スタッフへ指示を出し、患者様を安全な場所へ誘導するという実技も行いました。
訓練の手順は以下の通りです。
① 受信機の音で火災であることを認識する。
② 実際の出火場所を確認する。
③ 近くの消火器をすぐ準備する。
④ 火災を発見してすぐ消火器を使用する。
実際に訓練終了後、消防局の方に評価して頂き、訓練の手順はスムーズに行えていたが、少し声が小さかったというアドバイスをいただきました。今回は、事前に訓練が行われることが分かっていたため、落ち着いて行動できましたが、実際に夜間スタッフの配置人数が少ない中であると、各自が火災に対する対応を理解しておき、役割に分かれて効率良く動く必要があります。そのためにも、訓練を訓練で終わらせるのではなく、自分の身に置き換えて実際の時に対応できるような心構えが重要だと感じました。また、その他にも、火災によって患者様が不安に感じているということを忘れず、消火して安全を確保できたという声掛けを素早く行うことの重要さも学びました。
災害はいつどのようなかたちで発生するか予測ができないため、日頃から最悪の場合を想定して、自分が何をするべきか意識していくことを大切にしていきたいと思います。
文責:地域連携室 漆谷