学会発表における院内プレ発表会を開催致しました。
去る7月5日(金)18:10より当院1階リハビリテーション室にて、教育委員会主催による「第10回院外発表における院内事前発表会」が開催されました。
今回のプレ発表会は、平成25年7月20日(土)~21日(日)の日程で広島県福山市の広島県民文化センターふくやま・福山ニューキャッスルホテルにて開催される『第16回日本病院脳神経外科学会』に、当院を代表して演題を口述発表される予定の沖修一病院長を始めとする10名の職員が事前発表を行いました。
〈診療部〉
・沖 修一 病院長
「インターネットを利用した地域連携の試みと問題点」
・江本 克也 副院長
「当院での脳卒中急性期治療におけるチーム医療の効果に関する検討」
〈看護部〉
・佐藤 理恵 2階病棟看護師
「脳血管障害患者への誤嚥性肺炎に対する看護師の口腔ケア効果」
・宮田 奈々 2階病棟看護師
「脳卒中患者・家族への退院支援」
〈薬剤部〉
・松下 永利子 部長
「エダラボンの腎機能別使用状況と腎機能の推移」
〈リハビリテーション部〉
・辻 法子 言語聴覚士副主任
「当院摂食・嚥下チームにおける課題と展望~摂食・嚥下ツール利用のアンケート結果から~」
・宮原 瑞貴 作業療法士
「訪問リハビリテーションへの連携により退院直後の生活危機を脱した症例
~重度要介護者の退院支援~」
・石井 孝幸 理学療法士
「当院における急性期から維持期までの一貫した装具療法の取り組み
~脳膿瘍により左片麻痺を呈した症例を通して~」
〈検査部診療放射線科〉
・安部 昌弘 放射線技師主任
「AVFに対するi-flowの有用性」
〈地域連携室〉
・漆谷 恵美 ソーシャルワーカー
「回復期リハビリテーション病棟における自宅退院に影響を及ぼす因子の分析」
今回のプレ発表会において、他部署他職種の考え方や取り組み等を聴くことが出来たことは、チーム医療を推進していく為に必要な相互理解を得る一助にもなり、とても充実した時間となりました。又、質疑応答では発表の方法やスライド作成方法など、他人に伝わりやすいプレゼンテーションをするための指摘や感想が多くあり、プレゼンテーションを作成する際の参考になりました。
院内学術活動の活性化は、より質の高い医療の提供に繋がります。今後も、後に続く職員が絶えることがないように、病院全体の取り組みとして、各部署が積極的に取り組んでいき、より安心・安全な医療の実践を図りたいと思います。
文責 : リハビリテーション部 竹内直美 / 部長 今田 直樹