倉敷平成病院施設見学報告
今春4月の3.0テスラMRIの増設稼働を約2ヶ月後に控え、当院が導入するフィリップス社製の同機種MRIが隣の岡山県の倉敷平成病院に平成21年6月から導入されていることを知り、具体的な撮影・運用方法を参考にすることを目的に、平成23年2月7日 診療放射線技師2名と事務部長の3名で施設見学に参りました。
倉敷平成病院は脳神経外科を中心とする病院で急性期から回復期・在宅まで脳疾患を取り扱っており、また、異なるメーカーの1.5テスラと3.0テスラMRIを2台を稼働させているなど、当院と類似しているところも多く参考になるものと考え施設見学先として選定させて頂きました。
倉敷平成病院ではご好意により実際の3.0テスラMRIの撮影に同席させてもらったうえ、実習レベルの内容でさまざまな撮影レクチャーを受けさせて頂きました。
鮮明画像であることはもちろん、短時間撮影も可能で、さまざまな用途に対応できることが、本当によく理解できました。特に、マンモ診断にも一定効果があり撮影及び活用方法をご教示いただきました点は非常に参考になりました。
さらに、診断だけでなく学会発表などにも活用され、引いては職員採用やモチベーションアップにも繋がっていることを伺いこれもまた参考になりました。
導入まで約2ヶ月間となりましたが、可能な限りの準備を整え、稼働と同時に安全で安心な質の高い医療を提供できるように職員一丸となって準備に臨みたいと考えております。
最後にご協力頂きました倉敷平成病院の放射線技師の皆様、お忙しい所ご協力ありがとうございました。
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診療放射線科 為廣 紗笑加