さらなる看護の充実を目指します
平成22年7月1日より7対1入院基本料の申請が認められました。
7対1看護体制を確立しました
平成22年7月1日に中国四国厚生局指導監査課へ申請を行い、同日より7対1入院基本料(看護体制)の算定が認められました。これは、現在の看護評価体制の中で最高基準の病棟看護体制です。 この体制は、諸外国に比べて、看護師一人あたりのケアする患者数が多すぎると評価されている日本の看護を大きく変える第一歩とも捉えられています。
7対1看護体制とは、平均して7名の患者さんに対し看護職員一人が勤務している状態を示します。 実際には、昼間は5名の患者さんを、夜間は10名の患者さんを一人の看護師が受け持ちます。
当院では、病棟での看護職員の増員により、患者さんに喜ばれ、満足される看護を提供し、いつも笑顔で対応できるゆとりのある職場を心がけるとともに、患者さんの入院生活をより安全・安心なものにし、質の高い看護を提供しようと考えております。
質の高い看護の提供を目指しています
今後はさらに質の高い看護を提供するため、専門看護師・認定看護師の取得援助を病院あげて支援して行きたいと考えております。
さらなる離職率の抑制(現12%)や教育体制の強化など取り組む課題は残っておりますが、看護部長(島田節子)を中心に看護部のレベルアップのために日々取り組む努力は継続されております。
最後に、7対1看護体制はあくまで通過点であり、さらなる看護の充実を目指して職員全員でかかわって行くことが大切だと考えております。「自分たちの手で荒木脳神経外科病院の医療の質を上げて行こう」をモットーに職員一丸となって臨んでおります。
この体制を維持継続することにより、地域の中核病院として、質の高い医療を提供し、 より一層「安全で安心な質の高い医療を提供できる」病院を目指して参ります。
平成22年 7月1日
病院長 沖 修一