「広島市己斐地域包括支援センター介護予防事業を支援!」
転倒予防についての講演を行いました!!!
平成23年2月28日、広島市己斐地域包括支援センターからの依頼で、当院より理学療法士3名、作業療法士1名が、己斐公民館にて「転倒予防」をテーマとした講演を行いました。
地域包括支援センターとは高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう地域での生活を総合的に支援するために広島市の委託事業で設置運営されています。
参加者は60歳~90歳まで年齢層も幅広く、質問も多く飛び交う中、大変アットホームな雰囲気で行われました。講演の内容は①転倒するとどうなるのか、②転倒の原因について、③転倒予防として出来ること、といった内容に分けて講演をさせて頂きました。その場で筋力テストや柔軟性のテストを測定した際には、参加者の皆様、年齢別平均よりも高い結果となり、日頃からの健康に対する意識の強さに感心させられました。
転倒予防で出来ることについては、自宅で可能な筋力トレーニング、バランス向上練習、ストレッチについて、実技を交えながら指導し、参加者からは「分かりやすかった」「自宅でも続けてみようと思う」など大変有り難いお言葉も頂き、今後の健康教室や介護教室にもつなげていけたらと思いました。
最後に転倒は誰にも起こりうることです。しかし、一人ひとりの転倒に対する意識の持ち用で転倒のリスクは軽減できますし、何事も継続することが重要です。当院ではこのような予防事業も地域医療への貢献の1つと位置付けております。今後も、地域の皆様が楽しく活動したり、活き活きとした生活を送れるように活動を続けていきたいと思います。
<文責:リハビリテーション部 中村 翔>