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平成25年1月16日付けで、当院が国土交通省の指定する短期入院協力病院に新たに指定されました。
短期入院協力病院とは、自動車事故により重度の後遺障害を負い、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)において認定した「介護料受給資格(特Ⅰ種、Ⅰ種、Ⅱ種)」を持ち、在宅で療養生活を送る重度後遺障害者の短期入院の受け入れを積極的に行う、国土交通省が指定した一般病院であり、以下の環境が整備されている病院です。
1)1回あたり、原則2日以上14日以内の短期入院を受けられる(ただし、入院期間は医師の判断に
よる)。
2)医学管理の下に、医師の診察、検査及び経過観察が受け入られる。
3)介護する家族等において、専門家から在宅介護技術(病状、観察法、入浴法、食事法など)
及びケアの方法の助言が受けられる。
当院は、脳神経外科専門病院として、在宅で療養されている重度の脳損傷者・ご家族の方々のお役に少しでもたてるように、積極的に短期入院を受け入れていきます。
短期入院に関するご相談は、地域連携室までお問い合わせください。
文責 : 地域連携室 佐々木洋
平成25年1月23日(水)に今年最初の健康教室を開催いたしました。テーマは「家庭でできる応急処置~適切に対応するために~」、講師は、院長 沖 修一が務めさせていただきました。
内容は、家庭で起こる可能性のある軽微な傷などに対して、適切に対応ができるように対応方法などを説明させて頂きました。
20名の方々にご参加いただき、分かりやすく勉強になったという感想を多数いただきました。中には、AED(自動体外式除細動器)について聞きたいとの意見もあり、今後のテーマとして検討していきたいと思います。
次回は以下の通りで開催いたします。是非、奮ってご参加ください。
☆次回の介護教室・健康教室のご案内☆
(第37回介護教室)
・日時:平成25年3月2日(土) 12:30~13:30
・テーマ:「家庭での薬の管理について~薬を正しく飲みましょう~」
・講師:薬剤師 大田 浩之
・場所:1階リハビリテーション室
(第38回健康教室)
・日時:平成25年3月27日(水) 13:00~14:00
・テーマ:「脳卒中の予防に関する話」
・講師:副院長 江本 克也
・場所:1階外来待合
・お問合わせ先:荒木脳神経外科病院 地域連携室 TEL:082-272-1114
※各教室で開催時間が異なっております。お間違えのないようにお越しください。
(文責:地域連携室 尾崎 友哉)
去る1月20日(日)、12:30平和記念公園前(広島市中区)からスタートし、宮島の対岸(廿日市市)を折り返し、平和記念公園前にてフィニッシュする天皇盃第18回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会を、入院患者様・ご家族様、職員で沿道応援しました。
全国男子駅伝は、広島市内から瀬戸内海の海岸線を市内電車と並走して走る、中長距離を組み合わせた全7区間48kmのコースを、中学生から社会人まで全国の精鋭がたすきをつないで行なわれます。当院は、その駅伝コースとなる宮島街道に面しており、往路では第1区(高校生)が、復路では第7区(一般)が病院正面玄関前を走りました。
当日は、初春の寒さの中でも、職員の声かけに多くの患者様とご面会中のご家族様が、看護師やリハビリ療法士と共に、力走する各県代表の選手に熱い声援を送りました。職員が用意した小旗を振られる方、職員と一緒に横断幕を掲げられる方、患者様・職員一体となり広島県を応援し、参加された方々からは、「毎年、沿道で見ていた」や「選手から元気を貰った。私も早く車椅子を卒業するよう頑張らないと!」等の感想が聞かれました。
優勝のゴールテープを切ったのは兵庫県の北村選手で、兵庫県勢の2連覇という結果に終わりました。広島県代表は、2区(中学生)新迫選手が区間新記録を出すなど快走を見せ、2時間21分20秒の6位(昨年11位)に入り、2年ぶりの上位入賞を果たしました。特に、最終7区の鎧坂選手(一般)は8位で、たすきを受け、ゴール直前で長野県代表と激しい競り合いの末、6位でゴールに飛び込みました。当院前で掲げた「頑張れ広島!頑張れ鎧坂!」の横断幕をみて頂けたかどうかはわかりませんが、県代表勢の活躍に胸熱くなる一日となりました。
来年も、患者様・職員一丸となった熱い声援を病院前から県代表に届けたいと思います。
文責 : リハビリテーション部 今田直樹
平成24年12月19日、医療法人光臨会忘年会が広島サンプラザにて開催され、計173名(来賓33名、職員140名)が参加しました。
荒木理事長先生の開会挨拶で始まり、函館で開催された第15回日本病院脳神経外科学会での多数の演題発表やベトナムでの学会発表、さらに設備投資の充実など今年の医療法人光臨会の躍進について統括されました。そして、来年は職員一同「行動する光臨会」として、さらに努めるよう話され、職員の志気も高まりました。
次に、理事 髙木貞治先生(中国学園大学教授)から、スライドを使い、「独断と偏見で選んだ2012医療の話題」と題して、興味深いお話がありました。続いて、松島龍太郎先生(荒木クリニック院長)の乾杯、御来賓の挨拶に続き、医療法人光臨会の今年1年間の出来事を振り返るスライドが発表されました。
余興は、軽音楽同好会によるバンド演奏が行われ、ボーカルの江本副院長先生、ギターの山崎脳神経外科診療部長、ドラムの渡辺消化器内科診療部長をはじめ、軽音楽同好会メンバーの皆さんによる素晴らしい演奏により会場は大盛り上がりとなりました。そして、毎年恒例の大抽選会が催され、続々と当選する豪華賞品の数々に歓声が上がりました。
最後には、毎年恒例の荒木管理本部長の一本締めにより閉会となりました。
今年の忘年会は、職員が一体となって盛り上がり、今後の医療法人光臨会のますますの躍進を期待させるものとなりました。今後も医療法人光臨会の職員として一同励んで参りたいと思います。
文責 : 薬剤部 槇本有悟
平成24年12月22日(土)に、看護部の石田 敬子師長から、「床ずれ(褥瘡)予防~“動けない”を体験してみよう~」というテーマで介護教室を開催しました。
今回は、地域住民の方々や近隣施設の方、入院患者様、ご家族様など8名の方にご参加頂きました。
内容は、褥瘡が発生するメカニズムや褥瘡予防への対策の講演や実際にベッドや車いすを使用しヘッドアップ時の姿勢がどのようになっているか、どういった手段で姿勢をより良いものにしていくかなど実技を通して解説していただきました。
今回の介護教室により皆様に褥瘡に対する理解を深めて頂くことや家庭で可能な予防の手段の参考になればと思います。今後も介護教室で皆様に色々なことをお伝えしていきたいと考えております。
次回の健康教室、介護教室のご案内は下記をご参照ください。今年度も奇数月に健康教室、偶数月に介護教室を開催する予定ですが、次回の介護教室は都合により、2月ではなく3月の予定にさせて頂いております。日程をよくご確認の上、多数のご参加をお待ちしております。
☆次回の介護教室・健康教室のご案内☆
(第38回健康教室)
・日時:平成25年1月23日(水) 13:00~14:00
・テーマ:「家庭でできる応急処置~適切に対応するために~」
・講師:院長 沖 修一
・場所:1階外来待合
(第37回介護教室)
・日時:平成25年3月2日(土) 12:30~13:30
・テーマ:「家庭での薬の管理について(仮)」
・講師:薬剤師 大田 浩之
・場所:1階リハビリテーション室
お問合わせ先:荒木脳神経外科病院 地域連携室 TEL:082-272-1114
※各教室で開催時間が異なっております。お間違えのないようにお越しください。
(文責:リハビリテーション部 理学療法士 清水 真宏)
広島県では、入院患者が安心して自宅に帰れるよう、医療介護連携をより強化することを目的に、全国で初めて退院支援のモデル事業に乗り出しました(詳細はコチラ)。
本モデル事業における拠点施設(病院等)は広島県内21市町の25箇所に定め、当院も拠点病院の一つとして選ばれました。
平成22年の国民生活基礎調査(厚生労働省)によりますと、介護が必要となった原因を疾患別に分類しますと、要介護者において脳卒中(脳血管疾患)が24.1%と最も多い状態にあります。
当院では、全人的医療を行う脳卒中専門病院として、患者さんの退院支援も治療の一部と位置付け、日々の業務を行っていたことが今回評価されたものと受けとめ、本モデル事業に貢献したいと考えております。
文責: 地域連携室 佐々木 洋
去る12月17日(月)18:30~当院1階リハビリテーション室にて、感染防止対策委員会主催による全職員対象とした感染対策研修が開催されました。
講師には、健栄製薬株式会社の三輪洋介氏をお招きし、「医療施設における感染対策~手洗い・ノロウィルス・インフルエンザの感染対策~」というテーマで、まず感染対策の基本的な考え方、ノロウイルスの感染対策、インフルエンザの感染対策についてお話しされました。
今回の研修では、日頃行っている「手洗い」や「消毒」が患者様はもちろん職員同士の感染防止対策として、とても重要であり必要性が高いと改めて感じる事ができました。普段、意識せずに行っている感染対策を一人一人が更に意識して心がけていくことが大切だということを学びました。
これからも、日々手洗いや消毒等を行いお互いが感染対策に対して意識を向上できるように努めていきたいと思います。
文責:リハビリテーション部 作業療法士 竹本 萌
去る12月13日(木)18:30~当院1階リハビリテーション室にて、接遇美化委員会が主催した接遇研修が開催されました。
まず始めに、荒木晶子管理本部長より「医療とマナー」について講演があり、次に接遇委員会委員が講師となり、お辞儀の仕方や身だしなみなど接遇の対応の基本的な姿勢について実技を交えて説明がありました。
今回の研修では、患者様が満足する医療を提供するにあたっては、心をもって接遇すること、その心とは「直す心」・「励ます心」・「いたわる心」・「育む心」・「感謝する心」・「愛する心」の6つの心からなるものであり、医療マナーにおける原点は、「患者の苦しみを自分の苦しみとし自覚すること」であることを学びました。
これからも相手を思いやる心を持ちながら、身だしなみや動作にも充分気をつけて、接遇の向上に努めていきたいと思います。
文責:検査部診療放射線科 粟飯原浩子
平成24年11月28日(水)に、「脳梗塞の原因となる心血管疾患 脳梗塞予防薬について」のテーマで、当院の循環器内科診療部長 野村 勝彦医師が講演をいたしました。
内容は、Ⅰ脳梗塞の原因となる心疾患(心室瘤、僧帽弁狭窄症、感染性心内膜炎、大動脈解離等)、Ⅱ脳梗塞予防薬(血液凝固阻害薬と血小板凝固阻害薬)、Ⅲワーファリン(抗凝固薬)と食品との相互作用についてでした。 31名の方々にご参加いただきましたが、皆様から、普段あまり耳にすることがない内容で難しかったという感想と、新しいことを知る良い機会になったという感想をいただいております。
次回は以下の通りで開催いたします。是非、奮ってご参加ください。
☆次回の介護教室・健康教室のご案内☆
(第36回介護教室)
・日時:平成24年12月22日(土) 12:30~13:30
・テーマ:「床ずれ(褥瘡)予防~〝動けない″を体験してみよう~」
・講師:看護師長 石田 敬子
・場所:1階リハビリテーション室
(第38回健康教室)
・日時:平成25年1月30日(水) 13:00~14:00
・テーマ:「家庭でできる応急処置~適切に対応するために~」
・講師:院長 沖 修一
・場所:1階外来待合
・お問合わせ先:荒木脳神経外科病院 地域連携室 TEL:082-272-1114
※各教室で開催時間が異なっております。お間違えのないようにお越しください。
(文責:地域連携室 漆谷 恵美)
当院回復期リハビリテーション病棟では、月に1回、病棟スタッフ・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーが協力してレクレーションを企画・開催しています。
11月15日(木)はサッカーボーリングを開催しました。2チームに分かれ、円形に並び、中心に置いた色とりどりのペットボトルピンをサッカーボールを蹴って倒す、というものでした。積極的に蹴りにいく方や声をかける方、優しく蹴りながらもたくさん倒す方など、皆様それぞれの個性にあふれていました。
昨今の日本サッカーチームの活躍のように、活き活きとした笑顔や一生懸命な姿が見受けられ、スタッフの予想を上回る早さ、正確さでピンを倒すことができました。顔を見合わせて一つの物に向かって取り組むことで、同じ楽しさや達成感を共有されたのではないかと思います。
ユニホームを着たスタッフに声をかけられる方も多くおられ、大いに盛り上がったレクリエーションとなりました。
今後も皆様の笑顔や引き出せるような関わりを目指すとともに、次回を楽しみにしていただけるような企画を考えていければと感じております。
(文責:リハビリテーション部 前田 茜)