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平成25年3月27日(水)に第39回健康教室を開催いたしました。テーマは「脳卒中の予防に関する話」で、副院長 江本 克也医師が講師を務めさせていただきました。
講義では、脳卒中の原因、治療、危険因子、予防方法について説明させて頂きました。29名もの大勢の方々にご参加いただき、また、参加者からのご質問も沢山いただき、盛況のうちに終わりました。
また、アンケートでは、今後、認知症について話を聞きたいとの要望もあり、当院では今年の12月に認知症をテーマに介護教室の開催を企画しておりますので、興味のおありの方は是非、こちらへもご参加頂ければ幸いです。詳細については、日にちが近づいてからお知らせいたします。
次回は以下の通りで開催いたします。是非、奮ってご参加ください。
☆次回の介護教室・健康教室のご案内☆
(第38回介護教室)
・日時:平成25年4月27日(土) 12:30~13:30
・テーマ:「転倒予防体操~こけないための元気な足腰づくり~」
・講師:理学療法士 中原 幸恵
・場所:1階リハビリテーション室
(第40回健康教室)
・日時:平成25年5月29日(水) 13:00~14:00
・テーマ:「お腹の病気と栄養に関するお話」
・講師:外科部長 藤井 辰義
・場所:1階外来待合
・お問合わせ先:荒木脳神経外科病院 地域連携室 TEL:082-272-1114
※各教室で開催時間が異なっております。お間違えのないようにお越しください。
(文責:地域連携室 倉本 真由美)
去る平成25年4月3日(水)・4日(木)と回復期リハビリテーション病棟レクリエーションとしてお花見を開催しました。参加を希望された患者様・ご家族様と、回復期リハビリテーション病棟の看護師・看護補助者・リハビリテーション療法士・ソーシャルワーカーにて当院近くの庚午第一公園に向かいました。
2日間とも天候に恵まれ、暖かな日差しと満開の桜の中で、お茶やコーヒーを飲んだり会話を楽しんだりしながらお花見を満喫しました。
入院中は、ほとんど外出する機会もなく、日々リハビリを頑張っておられる患者様にとって、よい気分転換になったことと思います。中には飼い犬を連れて来られるご家族様もおられ、本当に楽しいひとときとなりました。
毎年のことですが、患者様からは「お弁当があったらよかった。」という感想が多数よせられました。
これからも、長い入院生活を少しでも楽しく過ごして頂く為にも、回復期リハビリテーション病棟のスタッフ一同、様々なレクリエーションを企画し、盛り上げていきたいと思います。
文責:看護部 濱田あゆみ /部長 島田節子
去る3月14日(木)18:30~当院1階リハビリテーション室にて、接遇・美化委員会が全職員を対象にシリーズで開催している接遇研修の第5回目が開催されました。今回の接遇研修は、「接遇対応の基本的な姿勢」というテーマのもとに展開され、実際の場面を想定した事例を中心に、正しい姿勢を考え直す良い機会となりました。
講義では、まず基本編として、立ち上がり方、座り方の動作を中心に学びました。続いて応用編では、パソコン使用時、電話応対時、廊下で会話する際の姿勢を学びました。背筋を伸ばし、胸を張る、目線はまっすぐ、顎を引くなど、細かい姿勢のポイントを確認し、職員同士で姿勢をチェックしました。
今回の研修を通して、具体的な場面での姿勢の作り方を学び、姿勢が相手に与える印象が大きいと感じました。今後は、常日頃から正しい姿勢を意識して業務にあたっていきたいと思います。
文責:事務部 位田倫人 / 部長 松下督克
この2月に、福利厚生委員会が企画運営する「医療法人光臨会職員旅行」が行われました。東日本大震災以降は職員旅行を自粛していたこともあり、今期の『1泊2日九州黒川温泉の旅』への職員の期待は大きく、第一班は2月16(土)~17日(日)にかけ41名が、第2班は2月23日(土)~24日(日)にかけ35名が参加しました。
第一日目、8:30分に広島駅に集合し、逸る気持ちを乗せて、新幹線で一路博多へ。
九州内の移動は、大型バスでの移動ということで、まずは、「明太子工場の見学と明太子の漬け込み体験」を行いました。スタッフの方がジョークを交えて明太子の由来や漬け方を説明してくださり、職員全員大爆笑でした。五日後には、各自が漬けこんだオリジナル明太子を自宅で味わうことができ、二度美味しい体験となりました。
第一班の行程では、その後、高速道路の事故による大渋滞に巻き込まれ、昼食まで三時間遅れ、トイレに行きたい人が続出でした。それも振り返ってみれば良い思い出です。これにより、行程にあった「いいちこ焼酎工場見学」は残念ながら中止となりました。 黒川温泉への到着予定時間を大幅に遅れはしましたが、大自然の中、湯めぐりを楽しむことで、バス移動の疲れも吹き飛びました。女性職員には、更に嬉しい事に、黒川温泉の湯はフッ素が含まれており、美肌効果が高いそうで、夜・早朝と温泉に浸かる人も多かったようです。当然、参加した女性職員は、皆湯上り美人になれたと思います…。
夕食には、「だご汁」をはじめとした大分名物を堪能し、サプライズで理事長先生の古稀の誕生日祝いが行われました。特注の大きなケーキと、「紫の聴診器」が贈られました。理事長先生と管理本部長のケーキカットが行われ、大いに盛り上がりました。
第二日目、朝からロープウェーで霧氷を観に「鶴見岳」に登りました。霧氷とは、氷点下の雲や霧が樹枝などに氷層となって付着する現象で、なかなか見られないものだそうです。山頂は雪があり絶景でした。運よく数人は霧氷を写真に収めることができたそうです。途中で立ち寄った休憩所では、ジャージー牛乳を使ったホットミルクやアイスがあり、濃厚でとてもおいしかったです。
その後、豊後高田市の「昭和の町」で博物館を見学しました。懐かしのおもちゃやポスターなどが展示してあり、駄菓子屋さんもありました。観光地の都度、皆お土産物探しを楽しんでいました。
一泊二日ではありましたが、観光も渋滞もサプライズも満載で、普段は話をする機会が少ない他部署の方々と交流する場ともなり、心身ともにリフレッシュできた非常に楽しい職員旅行となりました。明日からの一年間は、また「安全で安心な医療」の実践が出来るように職員一同気を引き締めて各職務に努めていきたいと思います。
文責 : 第一班参加者 リハビリテーション部 右田祐子/部長 今田 直樹
去る3月7日(木)18:30~当院1階リハビリテーション室にて全職員、近隣医療機関職員を対象に「医事紛争の現状-事例を中心に-」が開催されました。
沖院長を講師とし、我が国の医療関係訴訟の現状や動向、広島県の医事紛争、医師法21条と司法などについて講義して頂いたほか、2件の事例を提示しつつ医事紛争の具体例について講義して頂きました。
本日の研修会では、我が国における新受医療関係訴訟事件の件数は年々減少傾向である一方で医療関係訴訟事件の和解数は増加傾向となっているとういことを学びました。その中で、医療の現場で働いている以上、医療従事者として医事紛争に繋がるような医療過誤などを起こさないように普段から自分の接遇に気をつけていきたいと感じました。また、患者様に関わる診療録は詳細に記載するといった基本的なことに気をつけながら、気を引き締めて業務にあたろうと改めて感じました。
文責:リハビリテーション部 新井葉子
平成25年3月2日(土)に、第37回 五福の会 介護教室を開催しました。「家庭での薬の管理について~薬を正しく飲みましょう~」というテーマで薬剤部の大田 浩之 薬剤師が講演いたしました。
地域住民の方々や近隣施設の方、入院患者様、ご家族様など19名の方々にご参加頂きました。
講演では、○×クイズを出題しながら、薬の正しい飲み方や家庭での管理方法、飲み忘れを防ぐ工夫、お薬手帳の重要性などについて説明いたしました。具体的な事例を紹介しながらの講演であったため、参加者の方にも身近に感じて頂けたのではないかと思います。参加者の方からのご質問も多数頂き、薬への関心の高さが窺えた講演となりました。
最後に、当院で実施しております患者情報閲覧サービスについてもご紹介させて頂きました。患者情報閲覧サービスとは、当院で診療を受けられた患者様がこのサービスに登録されると、インターネットを通じて患者様ご自身の診療予約や処方された薬の内容を確認して頂くことができるシステムです。興味のおありの方は、当院の外来待合にご用意しておりますパンフレットをご覧いただくか、当院までお問い合わせください。
次回の健康教室、介護教室の予定は以下の通りです。多数のご参加をお待ちしております。
☆次回の介護教室・健康教室のご案内☆
(第39回健康教室)
・日時:平成25年3月27日(水) 13:00~14:00
・テーマ:「脳卒中の予防に関する話」
・講師:副院長 江本 克也
・場所:1階外来待合
(第38回介護教室)
・日時:平成25年4月27日(土) 12:30~13:30
・テーマ:「転倒予防体操」
・講師:リハビリテーションスタッフ
・場所:1階リハビリテーション室
お問合わせ先:荒木脳神経外科病院 地域連携室 TEL:082-272-1114
※各教室で開催時間が異なっております。お間違えのないようにお越しください。
(文責:地域連携室 倉本 真由美/室長 佐々木 洋)
去る2月5日(月) 18:30より当院5階研修室にて、教育委員会主催による「第7回学会発表における院内事前発表会」が開催されました。
当院では、近年、診療部を始めとして各部署とも学術活動に積極的に取り組んでおり、中でも院外発表の際は、必ず事前に職員の前でプレ発表を行なうようにしています。
今回の発表者の一人目は、平成25年2月17日に広島医師会館(広島県)で開催される「第38回広島県病院学会」にて口述発表予定の清水理学療法士から「当院における急性期脳血管障害患者に対する早期リハビリテーションの効果」とういう演題発表がありました。
二人目以降は、平成25年3月1~2日に石川県金沢市で開催される「全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会第21回研究大会」にて、口述発表予定の水戸言語聴覚士が「当院NSTにおける言語聴覚士の役割」、西田作業療法士が「当院回復期リハビリテーション病棟におけるオムツ外しの取り組み」、中村理学療法士が「当院のNSTおける理学療法士の役割~回復期病棟転棟後も食事摂取量が安定せずに低栄養となった一症例を通して~」についてそれぞれは演題発表を行いました。
自身で作成したプレゼンテーション資料については、客観的に見ることが難しく、今回のようなプレ発表では参加した職員からするどい指摘があり、各発表者とも有意義なプレ発表会となったと思われます。今後も活発な院内プレ発表会を継続し、当院での取り組みを少しでも多く院外へ発表していきたいと思います。
文責 : リハビリテーション部 山木 雅博/部長 今田 直樹
当院回復期リハビリテーション病棟では、月に1回、病棟スタッフ・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーが協力してレクレーションを企画・開催しています。
2月21日(木)玉入れ競争を開催しました。2月ということもあり、鬼退治というキャッチフレーズを冠して、赤・白の2チームに分かれて鬼の顔を模した籠にボールを投げ入れ、個数を競い合いました。1球1球狙いを定めてから正確に投げ入れる方、目にも留まらぬ速さで次から次へと投げる方、身を乗りだして少しでも籠との距離を縮めようとされる方など、皆様それぞれ個性的な戦略で勝利を目指しておられました。
皆様、学生の頃を思い出したかのような笑顔と真剣さが入り混じった表情で勝利という二文字を目指して競技に取り組むことで、達成感や楽しさを全員で共有することができたのではないかと思います。
今後も患者様同士の交流や癒しの時間を目的に様々なレクリエーションを実施していき、笑顔を引き出していけるような企画を考えていければと感じております。
(文責:リハビリテーション部 石井 孝幸/部長 今田 直樹)
去る2月13日、15日、20日、22日と4日にわたり、当院1階リハビリテーション室にて、職員を対象にBLS研修が開催されました(4日間で法人職員212名が参加)。
野村医局長を講師とし「BLS・ACLSについて」というテーマで、成人に対する医療従事者用BLS(Basic Life Support;一次救命処置)、ACLS(Advanced Cardiovascular Life Support;二次救命処置)について講義とDVD、実技を用いて講義いただきました。一次救命処置とは胸骨圧迫と人工呼吸による心肺蘇生法、AEDを用いた除細動をさします。また、二次救命処置とは、気管挿管、薬剤投与といった、より高度な心肺蘇生法をさします。
今回の研修では、一次救命、二次救命処置についての具体的な流れや実施方法について学び、心肺蘇生法やAEDの使用方法について実際に体験しました。質の高い心肺蘇生法の必要性や、迅速かつ適切な対応の重要性について改めて感じることができました。常日頃から救命処置について訓練し、医療従事者として正しい対応ができるよう努めていきたいと思います。
文責:リハビリテーション部 落合 香織/部長 今田 直樹
去る2月12日(火)18:30~当院1階リハビリテーション室にて、近隣連携医療機関職員の方も含め110名が参加し、「いきいきとプロの仕事をするために~成果に資するプロフェッショナリズム~」とういうテーマで京都大学大学院薬学研究科 医薬産業政策学講座 研究員の 瓜生原 葉子 先生にご講演いただきました。
医療のプロとして、いきいきと働くためには「自律性のある働き方、職務の重要性を認知する機会、同僚から承認される環境を与え、職務成果、やりがいに結びつくプロフェッショナリズムを醸成する」こと、次に「技能多様性、タスク完結性、タスク重要性、自律性、フィードバックの程度を診断し、職務再設計を行い、働きがいのある仕事を創る」こと、最後に「目的を共有し、具体的な目標を設定し、チームに自信をつけ、良い議論を醸成し、チームに対する貢献を評価し、優れたチームをつくる」ことが重要であるとお話しいただきました。
日頃、何気なく各職場で実践していたこともあり、改めて理論立てて説明頂いたことで、プロの仕事をについて学びを深めることが出来ました。今後は、優れたチーム創りに向け、職員同士で承認しあい、相互のモチベーションを高められる職場環境作りを行っていきたいと思います。医療のプロとして、患者様の期待に対し、常に一定以上の質で答えることができるように努めていきます。
文責 : 事務部 上 侑加/事務部長 松下 督克