荒木脳神経外科病院 のすべての投稿

 医療法人光臨会所有のクルーザーの進水式が行われました。

 医療法人光臨会は、職員の福利厚生設備としてクルーザー「Venus」を所有しており、海好き・船釣り好きの一部職員には大変重宝されていました。しかし、長年の海上係留と酷使により、船体とエンジンは傷みが激しく、最近は使用しようと思っても機嫌が悪い日もある状態でした。
 それが、この度「VenusⅡ」として、装いも新たに生まれ変わり、その進水式と操船練習を理事長・院長を始めとする職員・家族総勢10名にて9/5(日)に行いました。高級シャンパン?を用意し、船首と船尾にシャンパンを注ぎ、これからの航行の安全を祈願しました。「VenusⅡ」は全長31フィートと前船よりも長く、エンジンは最大出力240psを2基搭載しており、こちらも今までよりもはるかに馬力あるものです。そのせいか、山口県周防大島まで、あっという間のクルージングが出来ました。途中には、瀬戸内海のスナメリを見ることもでき、やや小ぶりのチダイも2匹釣りあげ、とっても楽しい一時を過ごすことが出来ました。
 光臨会の職員になると、この「VenusⅡ」で楽しいクルージングに出港できます。海・釣りに興味のある方、是非一緒に働きましょう!!

文責: 福利厚生委員会
委員長  今田 直樹

 B_101002_001

平成22年8月28日(土)に荒木脳神経外科病院にて五福の会第22回介護教室が開催されました。

五福の会第22回介護教室

この度は、「家庭でできる上手な介護~介助の仕方・車いすにのってみよう~」というテーマで介護教室を行いました。講師は当院リハビリテーション部の理学療法士でした。
内容はスライドにてクッションや車椅子の紹介、車椅子に座ることによる利点などの紹介、動画による移乗方法の説明を行いました。その後、参加者の方に移乗の実技や外に出て実際に車椅子を押して頂く体験などを行って頂きました。移乗については、脳卒中の後遺症として片麻痺が残った方を想定して、実技を行いました。また、参加者の希望に応じて、介護をする側、介護を受ける側、もしくは両方の体験をして頂きました。以下の写真が実際の実技・体験の様子です。

B_101001_001B_101001_002

参加者の中には「実際に車椅子に乗ることで車椅子利用者の気持ちが理解できた」という方や、「実際に移乗を行っているがどういった方法が良いのか分からず、今回の介護教室で色々知ることができ良かった」という方、また、「家族の方への介護について勉強できた」という方など色々な声がありました。
参加者の方と色々なお話ができ、実りのある介護教室でした。

次回のご案内

テーマ

「家庭で出来る上手な介護 ~清潔を保つには(入浴・清拭・更衣等)~」

開催日時

平成22年10月30日(土) 12:30~13:30

講師

看護部

開催場所

荒木脳神経外科病院 リハビリテーション室 (1階)

興味がおありの方はふるってご参加ください。
尚、五福の会健康教室とは時間が異なっておりますので、時間をお間違えのないようにご注意ください。

平成22年7月16日、職員対象に接遇・美化委員会主催の研修を行ないました。

講師に野口好美先生(JAL ACADEMY)をお迎えし、コミュニケーション・マナーについてということで、ほとんどの部署から参加があり総勢88名の職員が受講しました。
「信頼される職員・選ばれる病院」となるために、接遇マナーの基本5原則の挨拶・表情・身だしなみ・言葉遣い・態度をとおして病院職員としてあるべき姿を、実践を交えながら学びました。 野口先生の大変分かりやすく楽しい話に加え、実際に隣同士で挨拶や表情、態度の確認をし合うなど、メリハリがあり楽しく身につく講演でした。
終了後のアンケートでもほとんどの人が、非常にわかりやすく、役に立つ研修だったとの回答で、又、気付かなかったことがたくさんあった、自分ではできているつもりでもまだまだだった、すぐに実践してゆきたいなどの感想が多くあり、各自収穫があったようです。
今後も定期的に接遇研修を行ない、接遇の向上を目指します。  

B_100930_001B_100930_002
   講師の野口先生        皆、熱心に受講

平成22年8月30日、広島ダイヤモンドホテルにて第5回光臨会ビアガーデンが開催されました。

 今年は72名の職員が参加しました。
 麻酔医の広瀬総三先生、9月1日から着任される脳神経外科部長江本克也先生のご紹介があり、渡辺内科診療部長の乾杯で始まりました。料理はビュッフェ形式で、お酒に食事にと楽しみました。暑さも手伝って、生ビールがよりおいしく感じました。会がすすむにつれて会話も多くなり、職員も他部署の方とより親睦を深めることが出来ました。
 最後に荒木脳神経外科病院のこれからの発展を願って、沖院長の一本締めで終わりました。日頃の疲れも忘れて楽しむことが出来、これからの活力になったと思います。

B_100913_001  B_100913_002

 当院は地域医療に貢献するという理念に基づき平成22年7月に開放型病院(5床)として承認をいただきました。これによって地域の診療所・開業医の先生方が当院の病床の一部を利用いただくことが可能になりました。

 開放型病院とは

 開放型病院とは、病院の施設や設備といった機能を地域の診療所・開業医の先生方に開放し、利用していただく病院のことです。具体的には、紹介していただいた患者様の治療のために、紹介元の医療機関の先生方に当院の施設や設備が開放されていることをいいます。

  B_100910_001

開放病床とは

 開放病床とは、病床の一部を地域の医療機関の先生方に開放し、当院の医師と共同して診療を行うものです。
 患者様のかかりつけの医師が、患者様がご入院のうえ治療を受ける必要がおありだと判断した場合、開放病床を利用いただくと、患者様の入院後も当院において引き続き当院の医師と共同して患者様の治療にあたることができるのです。

B_100910_002 

 患者様のメリット

 患者様の日頃の体調や健康状態を把握されておられるかかりつけ医の先生方が開放病床を利用いただくことで、入院時から退院時までの病状や治療内容を詳細に把握していただけます。つまり、患者様にとっては入院中も退院後も継続性、連続性、一貫性のある医療を受けることが可能になりますし、いつも診ていただいているかかりつけ医の先生に入院中も診察を受けられるという安心感を得ることもできます。

 B_100910_003

登録医制度

 開放病床をご利用いただくためには、かかりつけ医の先生に当院の開放病床の登録医になっていただかなければなりません。平成22年8月31日時点で73名の医療機関の先生方に登録医になっていただいており、ご支援を頂いております。もちろん通常のご入院の場合にはその限りではありません。

 B_100910_004

 当院 副院長 長尾光史先生が、12月1日(水)に広島市佐伯区五日市北口駅前において「ながお脳神経外科クリニック」を新規開院されます。おめでとうございます。
 詳細につきまして、こちらをご覧下さい。
 これに伴いまして、長尾医師は、9月末を持って当院をご退職されることになりました。
 開院後は、当院と強力で綿密な医療連携を図り、安全で安心な質の高い医療を提供いたしますので、双方ともよろしくお願い申し上げます。

平成22年9月1日
荒木脳神経外科病院
院長 沖 修一

平成22年7月28日に荒木脳神経外科病院外来待合にて五福の会第23回健康教室が開催されました。 

五福の会第23回健康教室が開催されました。

この度は「認知症ってどんな病気?」と題して、沖 修一 院長が講師を務めました。 B_100830_001B_100830_002

この度の主な内容は、認知症を来たす疾患やアルツハイマー型認知症の診断・症状・治療についてでした。
認知症をきたす疾患には、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症など治療が困難なものもあれば、慢性硬膜下血種や正常圧水頭症など治療が可能な認知症もあります。認知症の大部分はアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症です。
アルツハイマー型認知症の症状として、食べたことを忘れてしまう、人の顔を忘れてしまう、場所や月日が分からない、判断や計算が出来ないなど今まで出来ていたことが出来なくなったり、妄想や徘徊などの症状が出てきたりすることもあります。
アルツハイマー型認知症は進行する病気ですが、薬物治療によって進行を遅くすることも可能です。 以上のような内容についてスクリーンを用いながら講演しました。

この度は30名以上の方々にご参加いただき、大好評でした。認知症に漠然とした不安を持っておられる方や実際に認知症の家族がいらっしゃる方など、大変よく分かり参考になったとの感想が聞かれました。
次回の健康教室は平成22年9月29日開催予定です。

テーマ

「感染症について~インフルエンザを中心に~」

講師

渡辺 健一

開催日時

平成22年9月29日(水) 13:00~14:00

※時間にお間違えのないようご注意ください。

開催場所

荒木脳神経外科病院 外来待合

多くの方のご参加をお待ちしております。

 8月6日の第65回広島平和記念日に伴い、庚午第一公園において庚午地区社会福祉協議会主催により、庚午夏灯路が8月5日の夜に開催されました。
 庚午地区の多くの人々が集まり、公園内の慰霊碑に参列者全員が戦没者のご冥福をお祈りしました。  当院は地域で唯一の病院であり、救護所設置の依頼を受け、病院長をはじめ、看護部長、事務部長と共に参加し、リハビリスタッフの協力のもと、入院中の患者様18名とあんしんホーム入所者様16名が手作りの灯ろうを作成し、車椅子で参加しました。
 手作りのピースキャンドルによる幻想的な光景、中学生による原爆にまつわる詩の朗読、そしてケナフでの演奏は神秘的で感動しました。参加した患者様からとてもよかったと言う声がありました。非常に暑い中、途中にわか雨にもあいましたが、体調を崩された方もなく無事に終えることが出来ました。そして、地域の方との交流もより一層深まり、未来を担う子供たちへ平和へのメッセージを伝える場となりました。                     

文責: 看護部主任 川村 美香

B_100827_001B_100827_002

近年、医療分野、介護分野双方においてお互いの連携の重要性が指摘されています。このような情勢の下、当院のような脳卒中の急性期を担う医療機関にも患者様の退院後の生活支援を見据えた医療を提供することが求められています。

それを踏まえた取り組みとして、当院では、平成22年8月より、高齢者の特性に応じた入院早期の総合的評価(総合評価加算)を行うことになりました。これは高齢の入院患者様に対して、全身状態が安定してからできるだけ早い段階に、日常生活能力、認知機能、意欲等について多角的な視点から評価を行うというものです。これによって、その後の治療や退院後の生活支援を円滑に遂行することが可能となっていくのです。

そのために、当院では、高齢者の総合的評価に係る適切な研修を修了した常勤の医師を配置し、患者様へのより良い医療の提供に努めてまいる所存です。

実際に使用している評価シートはこちらからご覧いただけます。

脳卒中の原因の一つでもある高血圧の方にオススメ、塩分ひかえめのレシピを紹介します。

アスパラのカレー風味中華炒め

エネルギー 492kcal 塩分1.3g(一人分)

材料(一人分)

・アスパラ 50g
・牛もも薄切り肉 40g
・サラダ油 大さじ1/2杯
・酒 小さじ1杯
・オイスターソース 大さじ1/2杯
・カレー粉 小さじ1/2杯
・しょうゆ 0.7g
・こしょう 少々

作り方

①アスパラは根元を切り落として5mmの厚さの斜めきりにする。
②牛肉は1cm幅に切る。
③ボウルに酒、オイスターソース、カレー粉、しょうゆ、こしょうを入れ、混ぜ合わせる。
④中火で熱したフライパンにサラダ油をなじませ、牛肉とアスパラを炒めあわせる。
⑤④に③を加えて味付けし、器に盛る。                                  C_100820_001

カレー粉も入っているので、食欲がわきます。
是非、作ってみてください。