歩行運動処置
当院では、令和6年5月より、進行性神経筋難病に対する、HAL®医療用下肢タイプを用いたサイバニクス治療、「歩行運動処置」の提供を開始しております。
『HAL®医療用下肢タイプは、下肢に障害がある方や、脚力が弱くなった方々を対象にした治療機器です。脳・神経・筋系の機能低下で身体を思うように動かせなくなった方の機能改善治療を行う、世界初の装着型サイボーグです。
人が体を動かそうとしたときに体表に漏れ出てくる微弱な「生体電位信号」を皮膚に貼ったセンサーで検出し、装着者の意思に従った動作を実現します。
疾患などで身体が動かしづらくなってしまった方であっても、脳からの信号にもとづいたこのような運動を繰り返し行うことができるため、脳神経系の繋がりが強化・調整され、機能改善・機能再生が促進されます。』(※CYBERDYNEホームページより引用)
この、HAL®医療用下肢タイプを用いた歩行運動処置が対象となる疾患は、以下の10疾患に限定されております。
神経筋疾患:脊髄性筋萎縮症(SMA)、球脊髄性筋萎縮症(SBMA)、
筋萎縮性側索硬化症(ALS)、シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)
遠位型ミオパチー、先天性ミオパチー、封入体筋炎(IBM)、筋ジストロフィー
痙性疾患 :HTLV-1関連脊髄症(HAM)、遺伝性痙性対麻痺
ご利用をご検討されている方は、下のチラシをクリックしてご参照いただき、ご不明な点につきましては、下記までお問合せください。
【問い合わせ先】
荒木脳神経外科病院 リハビリテーション部
担当:佐藤
TEL:082-272-1114