インフルエンザについて
・インフルエンザウイルスに感染した場合、約1~3日の潜伏期間の後に発症します。
発症後1~3日では高熱や関節痛、筋肉痛、全身倦怠感、食欲不振などの全身症状が現れ、
やや遅れて咳やのどの痛み、鼻水などの症状が現れます。
通常は10日前後で症状が落ち着き治癒します。
・インフルエンザと風邪の違い!
風邪 | インフルエンザ | |
発症時期 | 1年を通じ散発的 | 冬季に流行(11月~3月) |
症状の進行 | ゆるやか | 急激 |
発熱 | 通常は微熱(37~38℃) | 高熱(38℃以上) |
主症状 |
・くしゃみ
・のどの痛み ・鼻水、鼻づまりなど |
・咳 ・鼻水 ・のどの痛み
・全身倦怠感、食欲不振 ・関節痛、筋肉痛、頭痛など |
・インフルエンザの予防
①インフルエンザワクチン…毎年流行シーズンの前にワクチンを接種しましょう。
②手洗い・うがい・マスク…外出後の手洗い、うがいは予防の基本。
流行シーズン中の外出時にはマスク着用も忘れずに!
・症状を改善するために注意すべきことは?
①薬が処方されたら出来るだけ早く服用するようにする
②熱が下がっても最低2日間は自宅で療養する
※薬を服用して熱が下がっても、体内のウイルスがすぐにいなくなるわけではありません。
「症状が改善したから…」といって薬の内服を途中でやめることで、体内に残っている
ウイルスが周りの人に感染する可能性があります。
※熱が下がった後も、薬はきちんと使い切り最低2日間は自宅で療養しましょう。
参考:インフル・ニュース
文責:看護部 濱田 あゆみ/看護部長 島田 節子