リハビリテーション部で、車椅子クッションの研修会を開催しました。
平成26年7月22日(火)に、当院1階のリハビリテーション室にて、リハビリテーション職員を対象にアビリティーズ・ケアユニット株式会社による「ロホクッションの使用について」の研修会を開催しました。
今回の研修会では、主にシーティングの基礎知識と、ロホクッションの使用方法と実技を中心に教えて頂きました。基礎知識として、患者様が普段どう座って何を感じているのかなど、車椅子上での不良姿勢を療法士同士で体験したり、各関節の位置によって力がどう加わってくるのかなど、理論的な内容を分かりやすく説明して頂きました。ロホクッションの使用については、ロホクッションと他のエアクッションの違いや、同じロホクッションでも使い方や目的が変わってくることを教えて頂きました。当院でもロホクッションは扱っていますが、主に褥瘡予防や体圧分散を目的として使用していました。今回、体圧分散のみならずロホクッションの調整により車椅子の自走やより良い生活動作の獲得に繋がることを知り、改めて知識が深まり、新たな発見にもなりました。
今後も、患者様がより快適に過ごせるよう、クッションだけでなく車椅子などの福祉用具についても専門的な知識を深めることで、日々の業務に生かしたいと思います。
文責:リハビリテーション部 伊達 幸彦