吸引講習会が開催されました
厚生労働省医政局長より平成22年4月30日付の「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」通知にて理学療法士・作業療法士及び言語聴覚士の吸引行為が可能となりました。当院では、チーム医療の推進を図るため吸引についての講習会が開催されました。
医師、看護師の協力の下、吸引についての知識を取得し広島市消防局より人形をお借りし、吸引技術の実際を学ぶことができました。今回の講習会では吸引手順、注意点等を学び、治療中の患者様の苦痛、リスクを改めて実感しました。私たちの職域が広がったことで患者様の更なる治療効果の向上が考えられますが、それに伴い大きな責任と十分な知識を得る必要性があります。私たちが吸引をしたことで患者様の状態が悪化しては問題であり、患者様が良い状態となるよう少しでも手助けができたらと思います。その為にも必要な知識を得て、技術を磨く必要があると強く感じ、今回の講習会の内容の十分な復習、練習の積み重ねを経て患者様への吸引行為に臨もうと思います。 様々な方の協力の下吸引についての講習を受講することができ、感謝するとともに今後の患者様との関わりの中で活かしていけるよう常に学ぶ姿勢でこれからも臨床に励んでいこうと思います。
リハビリテーション部 大宜味麻衣
資料 http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T100506G0010.pdf