社会医療法人栄公会 佐野記念病院から病院見学を受けました
去る12月7日(水)、8日(木)大阪府泉佐野市にある社会医療法人栄公会 佐野記念病院から9名(医師2名、看護師2名、療法士3名、地域連携室職員1名、事務職員1名)の見学を受けました。
佐野記念病院は、一般病床95床(急性期53床、回復期42床)を有する、整形外科を主体とし、脳神経外科も標榜する泉佐野市における二次救急医療機関として、1,800件/年間の救急搬送を受けられています。取り扱う対象疾患の違いはあれど、病床規模・構成、従業員数、救急搬送件数だけでなく、電子カルテ導入・DPC対象病院の指定が当院と同じく平成21年の4月という、非常に当院に類似した部分が多くある病院です。
今回の当院への病院見学の目的は、現在、当院が厚生労働省よりチーム医療実証事業として委託を受けている「脳卒中治療領域におけるチーム医療」を中心とした当院の病床運営についての情報収集ということでした。佐野記念病院も、この実証事業に「小規模ケアミックス病院稼働率向上」というチームプロジェクトで参加されており、お互いのチーム運営、ベッドコントロールについて活発な意見交換が行なわれました。
今回の見学を受け入れることで、当院の現状を再度見つめなおす事ができ、今後の改善課題が浮き彫りになりました。又、当院同様に全国には、患者様のためにより良いチーム医療を実践しようとする同友がいることがわかり、職員一同さらに、より良い医療の提供に向け一致団結していきたいと思います。
余談ですが、懇親会では広島の冬の味覚“牡蠣”を食して頂き、冬の定番観光スポット“ひろしまドリミネーション(イルミネーション)”にて記念撮影、そして最後に“お好み焼き”で広島観光もついでに満喫していただきました。
文責 : リハビリテーション部長 今田直樹