荒木脳神経外科病院に専門看護師が誕生!
このたび、当院看護部の鈴木桂子が「慢性疾患看護専門看護師」の資格を取得するという輝かしい目標を達成しました。
当院では、認定看護師2名の在籍に加え、初めての専門看護師の誕生となります。
慢性疾患看護専門看護師の取得者数は少なく、広島県で僅か2名、全国でも84名(平成25年12月時点)の登録数であり、鈴木看護師はその一員として活躍することになります。
鈴木看護師は、広島大学大学院 成人看護開発学 森山研究室に在学中に結婚し、出産(2児)を経て、子育てと臨床勤務を両立しながら卒業し、今回資格を取得しました。
現在は、回復期リハビリテーション病棟(42床)で勤務しています。
入院から退院に向けて、トータルサポートができるよう、看護スタッフの育成や他職種とのチームアプローチ向上に力を注いでいます。
また、その基盤となるための教育体制づくりや、日々の業務や患者さんからの学びの中で得た問題や業務改善の視点から看護研究に取り組むなど、看護をいろいろな方面から見つめています。
さらに、専門看護師としての活動のあり方を模索し、看護活動の土台を固めているところです。
当院としても、鈴木看護師に大きな期待を寄せています。
専門看護師の活動が、看護スタッフに良い刺激として波及し、看護師一人ひとりの意欲向上とやりがい、働きがいにつながって、看護部全体の質向上への第一歩となることを期待しています。
平成25年12月吉日 看護部長 島田 節子